2012年3月28日水曜日

中性脂肪


(1)適正なエネルギーを摂る

肥満は、血液中の中性脂肪を上げるだけでなく、他の生活習慣病の原因にもなりま

す。肥満がある場合は、減量が必要です。また、現在肥満でない場合にも、肥満に

ならない場合にも、肥満にならない食生活を身に付けておくことが大切です。その

ためには、自分の適正エネルギー量を知り、食べ過ぎないようにします。

1日の適正エネルギー量は、性別、年齢、活動量などによっても異なりますが、肥

満のある人では標準体重1kgあたり25〜30kcal、そうでない人では30〜35kcal

を目安にします。

 

標準体重=身長(m)×身長(m)×22

 (例) 身長160cmであれば、標準体重は1.6×1.6×22=56kgとなり、肥満


ナイアシンの源は何ですか

    のある人では、1400〜700kcalの食事が適正ということになります。

 

(2)アルコールは控える

 アルコールは肝臓での中性脂肪合成を高め、血液中の中性脂肪を増加させます。

 また、アルコール飲料自体のエネルギー量が高いことに加えて、飲酒する時のおか

 ずは高エネルギーになりやすいので、摂取エネルギーがオーバーしがちです。

 中性脂肪値が若干高い程度であっても、飲酒の頻度を減らすか、1回に飲む量を減

らしましょう。

 

(3)甘い菓子や清涼飲料、果物などは控えめに

 果糖(果物に含まれる)、ショ糖(砂糖)などの単純糖質は中性脂肪に変わりやすいの

で摂りすぎに注意します。

特に、夕食後に菓子や果物を摂っている人は中性脂肪が高くなりやすくなります。


生の蜂蜜の健康上の利点は何ですか

また、最も影響するのは果糖や砂糖の入った飲料の飲み過ぎです。

 

(4)脂質の摂り過ぎに注意

 脂質は、植物油大さじ1杯(12g)で約100kcalと高エネルギーですから、油を使

った料理は高エネルギーになりがちです。

 

(例) 揚げ物に使われている油の量は、とんかつ(1人前)12g、フライドポ

   テト(Mサイズ)20g、てんぷら(1人前)15gと多いので、食べる頻度を

少なく、また、バター、マーガリン、マヨネーズ、ドレッシングなど

の調味料を控えめにしましょう。

 肉に含まれる脂質の量は、種類や部位によって異なりますが、これは旨味成分で

 もあり、つい多く摂りがちです。できるだけ控えるようにしましょう。

 

(5)魚食を増やします


あなたは、水泳中に焼く方法に多くのカロリー

 青魚の脂肪に多く含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)

という脂肪酸は、肝臓での脂肪の合成を抑え、血液中の中性脂肪を下げ、また血栓

の防止にも役立つので、動脈硬化の予防にもなります。

 

EPAを多く含む魚(100g中)

はまち1.5g いわし1.4g さば1.2g にしん1.0g ぶり0.9g 

さんま0.8g うなぎ(蒲焼)0.9g さわら0.6g ほんまぐろ0.2g

 

DHAを多く含む魚(100g中)

ほんまぐろ3.0g ぶり1.8g さば1.8g はまち1.8g まだい1.7g 

きんき1.8g うなぎ(蒲焼)1.5g さんま1.4g まいわし1.1g あじ1.0g

 

(6)食物繊維を十分に摂ります

 海藻、きのこ、豆類、野菜などに多く含まれる食物繊維は、腸管で中性脂肪や糖質


を吸着して一緒に排泄させる働きがあります。また、食物繊維は水分を吸って膨ら

むため満腹感が得られます。

 

(7)夕食過食に注意

 夕食過食は、1日のトータル摂取エネルギーが低くても中性脂肪が高くなる可能性が

 あります。中性脂肪は、夜寝ているうちに作られるのです。



These are our most popular posts:

内臓脂肪に意味のある食事を食べる:聡の日記:So-netブログ

2012年3月5日 ... 内臓脂肪に意味のある食事とはどのようなものでしょうか。 ... どちらも減らすことが できればよいものとして、多くの方のダイエットや健康な身体作りのための注 12. ... 内臓脂肪を落とすためには、よい運動の習慣を保っておくことが必要です。 read more

皮下脂肪より内臓脂肪に着目

各美容外科クリニックでは扱っている施術法が異なっているため、あらかじめどのような 施術が行われているか確認しておく必要が .... 脂肪吸引の手術はレーザーや注射に 比べて脂肪を除去できる量も多く、一度に脂肪を除去できる範囲も広いため、過度の 肥満 ... read more

中性脂肪を放っておくとどうなる?

どちらも、血管に負担がかかることにより発症することが多いため、中性脂肪の値が高い 人は要注意になります。脳出血は突然の激しい頭痛、吐気などが症状として起こります 。しかし、多くの場合とても我慢できるような痛みではないため、そのまま意識を失って ... read more

中性脂肪について知ろう - 中性脂肪を下げる方法

一般的に肥満の方の多くが、中性脂肪の数値が高いとされています。広く知られている のが、お腹周りの中性脂肪ですよね。この中性脂肪が高くなると、体調不良の原因に なったり、様々な病気を引き起こしてしまうため、健康を維持するためにも、中性脂肪の 数値は、できるだけ基準値・正常値に保っておく必要があるのです。では、中性脂肪... 中 性脂肪が高いとどうなる? ... はなっているけど、高いとどうなるのかよくわからない、 という方の為に、中性脂肪が高くなると、どういったことが心配されるのかについてご 紹介します。 read more

Related Posts



0 コメント:

コメントを投稿